スペシャリテのヤギ乳のババロア
カンテサンスを訪れたら、必ず提供される一品だそうです。
そして、この料理の主役は「ヤギ乳のババロア」ではなくて、
なんと「塩とオリーブオイル」で、それを味わってもらうためのツールがヤギ乳のババロアなのだそうです。
自分のお店で使っている塩とオリーブオイルを知ってもらうための一品という意味なんですね。
私達が訪れた際には、百合根がトッピングされており、
日によって微調整がされているそうです。
常連さんは、日によって「ヤギ乳のババロア」の細かい違いが解かるのだとか・・・。
東京の品川にある、ミシュラン東京で10年以上連続で三つ星を取り続けるフランス料理店です。
おそらく、日本で一番有名なフランス料理店じゃないでしょうか。
以前はランチ営業をされていたのですが、今はランチは無くなりディナーのみの営業です。
「予約が取れない」ことで有名なレストランなのですが、
実は予約は取れないことはありません。割りと予約は取れます。
ただ、お店のルールがけっこうハードルが高くて、
「予約人数の変更は、いかなる理由でも一切受け付けない」という点です。
予約はテーブル単位なので、1テーブルを予約したら、4人か6人で訪店する必要があります。
なので、「予約(テーブル)は取れたけど、テーブルに着席するメンバーを揃えないといけない」というのが、
けっこう大変でした。
なお、料理の写真撮影禁止で有名なお店ですが、6名の個室であれば料理の写真撮影OKとなっています。
牛モツのスープ
フランスのビストロで出てくるようなスープが提供されて、少し驚いたのですが、
食材の価値に優劣を付けない(高級食材ばかり有難がらない)というスタンスなのかなと思いました。
滋味があって美味しかったです。
こんな感じで、前菜が4皿くらい出て、メインディッシュに。
アマダイのウロコ焼き
普通に美味しかったです。
「食材の良いところ(本質)をストレートに料理に表現する」という岸田シェフのポリシーが、
どの料理からも、よく感じ取ることが出来ました。
あとは、お肉料理にエゾ鹿のローストが出ましたが、写真撮り忘れでありません。すみません。
このあと、デザートが4品出ました。
東京の星付き店はデザートが多数出てくる傾向が多いと思います。
イチゴのショートケーキを再構築したもの
フレンチをしっかり食べた後に、普通のショートケーキだと重いので、
ショートケーキの美味しい部分だけ、ひと口で味わえるように、との事。
他、スペシャリテのメレンゲのアイスクリームなどを食べました。
一度は行ってみたいお店だったので、行くことが出来て満足でした。
同行者の人数を揃えるのが大変ですが、やはり一度は訪れてみたいお店ですね。
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
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カンテサンス Quintessence
東京都品川区北品川6-7-29
電話 03-6277-0090 定休日:日曜
営業時間 二部制:17:00~、20:30~
http://www.quintessence.jp