パテ・ド・カンパーニュ
盛り付けのルックスからして「ここは古典派のお店だな」と解かりました。
コンソメのアスピックとか、昭和を偲ばせますね。
中区鉄砲町にある古風ビストロです。
シェフはフランスの三ツ星レストランで修行されたそうで、随所にこだわりを感じるお店です。
なんと店内にガス台が無いそうで、全て炭火で調理するというプリミティブさ!!
オーストラリア産の殻付きマカダミアナッツ
くるみ割り器で割って食べてください、とのこと。
ホタテとサーモンとクリームチーズのクレープ
これ、良かったですね。気に入りました。
仔羊鞍下の炭火焼き
渋すぎるビジュアル。本当にフランスのビストロみたい。
ボリュームもたっぷりあって、肉をガッツリ食べたい人には向いていますね。
脂身を取り除いて赤身だけにしてあるのが丁寧&ヘルシーで、こだわりを感じました。
私はわりと好きなタイプのお店なんですが、正直、女性向きな雰囲気ではないかもしれません。デートにも向いていないと思います。
「オヤジのフレンチ」というキャッチコピーが料理業界にはあるんですが、この店はオッサン同士で訪れてむしゃむしゃ食いかつ飲む、というようなシチュエーションが向いていると感じました。
値段は内容からすれば安くて、
飲んで食べて1人5000円以内に収まると思います。
日本全体の傾向として、古典のフレンチというのは淘汰されてしまって、現代風のフレンチのお店が今ではほとんどなので、貴重な古典派のお店だと思います。
ビストロ・ラ・バニーユ
広島市中区鉄砲町4-10
TEL 050-5280-0840
営業時間 ランチ11:30~14:00 ディナー18:00~21:00 定休日:日曜
http://bistro-la-vanille.com/