レザンバサドール　ソムリエシェフによる進化し続けるフレンチ。ランチにディナーも（広島市中区三川町・並木通り）

2018年11月10日

広島牛フィレステーキ　辛味大根とコンソメのソース
最近、なかなかレストランで「フィレステーキ」をいただく機会が少ないのですが、
味わうと、やはり「フィレ」は牛肉の王様だな、と改めて感じます。
辛味大根を使ったソースがユニークで面白かったです。

並木通り沿いにあるフランス料理店です。
テーブル席もありますが、オープンキッチンのカウンターに座ってシェフとおしゃべりしながら食事をするのが楽しいです。
オーナーシェフはソムリエ資格もお持ちで、
以前は、有名なワインバー「ヴァン・ジョーヌ（ルーチェ・デル・ソーレ）」さんでシェフをされていたそうです。
今年で4周年だそうで、おめでとうございます。
この4周年で、お料理はずっと進化し続けてきたそうです。
努力家で研究熱心なシェフなのだと感じています。

こちらの定番のカルタファタ包み。
洋風の土瓶蒸しです。

この日はフグの白子、キングトマト、ダブルコンソメのスープでした。
和食店でフグの白子をいただくのも良いですが、洋風にアレンジされたものもまた新鮮で美味しいです。

ある日のカルタファタ包み。

この日は、鱧と松茸でブイヤベース風に、という印象で、
こちらもとても美味しかったです。

アマダイのウロコ焼き
アマダイも良かったですが、添えられているイクラに感動しました。
なんと、赤ワインに合うイクラ！
シェフに聞いてみると、イクラをシェリー酒に漬けて仕込まれたそうです。なるほど～！
赤ワインを飲む私達に、堂々とイクラ（他にも生のウニやサバ！）を出してくる所に、
シェフの主張が感じ取れて面白かったです。
けっこう勇気がいる事だと思うんですよね。
先入観で「赤ワインにイクラやウニはないだろ！」と怒ったり馬鹿にするお客さまもいらっしゃると思うので。
こちらのシェフを好きになった一皿でした。