ナチュールゴウ　閉店してGohGanゴーガンへアジアベストレストランでディナーしました（福岡県博多西中洲）

2019年7月31日

名物の前菜盛り合わせ
手前から、時計周りに、
ワサビと春菊のひと口ケーキ
ヒラメの玉露と昆布茶〆
枝豆のキッシュ
フォワグラムースの和菓子仕立て
特にワサビのひと口は、広島ではなかなか味わえない逸品だと思いました。
素晴らしかったです。

福岡県の博多駅から徒歩10分くらいにあるフランス料理店です。
エリア的に中州（なかす）という所になるのかな。
ミシュラン福岡の一つ星店であり、
「ヒトサラベストシェフ＆レストラン2018」も受賞、
アジアのベストレストラン50（Asia’s 50 Best Restaurants）にランクインしているお店として有名です。
また、同アワード1位のガガン（Gaggan）さんと親しく、
コラボしたポップアップレストラン「GohGan（ゴーガン）」さんとしても有名です。
なんと、2020年末でゴウさんとガガンさんの両店は閉店され、
お2人で新しいレストランをスタートされるそうで、
そういった背景もあり、予約が取りにくいレストランでもあります。

ウナギの手羽先風　キュウリとパクチーのテリーヌ
名古屋名物として有名な、ピリ辛風味に仕立ててあって、
面白かったです。

こういう変則的なお料理が続くのかなーと思っていたら、
コースの前半と後半で、内容が少しずつ変わっていきました。

フレッシュオマール
お魚料理は、フレッシュのオマールがゴロゴロ。
こちらのコースは6000～8000円の価格帯なので、
この内容で、この価格であれば、
それは予約の取れない人気店になるよなぁ、と驚きました。
オマールには海老の旨味の詰まったクラシックなソースが、
少しの遊びとして、シナモンなどの香りが利かせてありましたが、
フレンチの王道というような一皿でした。

和牛ステーキ
こちらも、王道で、美味でした。

なるほど、前菜で「驚き」を、
メインディッシュで「説得力」を、という構成かな、と感じました。

お料理はこれで全てでなく、他にも出ましたし、デザートに食後の飲み物も付きました。

コストパフォーマンスは、むちゃくちゃ良いです。
お酒はボトルもありますが、ペアリングがお薦めだそうで、
私もペアリングでお願いしましたが、とても楽しめました。

お店は路地の奥にあるので、知らないと素通りしてしまうかも。
「地方からスターシェフが誕生する」って、とても良い事だと思います。
名誉も獲得なさった予約の取れない人気店を閉店し、
新しいチャレンジをされる事、とても勇気がいるでしょうし、素晴らしいと思います。
お店が無くなる前に「今」を知っておく事ができて良かったです。
レストラン好きは、ぜひ、2020年末までに予約して訪れてみてください。
もちろん、お薦め店です！
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