N-3trois エヌトロワ　行き方を詳しく紹介　山口県宇部市のポツンと一軒家レストラン　ランチに行きました

突き出しの鯛焼き
有名な東京のシンシアさんの本歌取りですな。

山口県宇部市にある、ポツンと一軒家的なフランス料理店「N-3trois(エヌトロワ）」さんを訪れました。
駐車場はお店の前にあります。
ゴ・エ・ミヨ山口のトップ店となります。
マジで辺鄙な場所にありまして、
自家用車でないと辿り着くのは、かなり困難。
料理に合わせてワインを楽しみたい人は、公共交通機関で。
最寄り駅（床波または丸尾）から、徒歩3～40分またはタクシー10分程度。
新幹線の「新山口駅」で下車して、在来線に乗り換えて最寄り駅に向かう訳ですが、
しかしトラップが用意されていて、
JR新山口駅での乗り換えが、けっこうタイト。
そして、電子決済不可！スイカ使えません。ここでこれを初めて知ると、かなり焦るよ、正直。
スイカでピッとやって入場すれば楽々乗り換えが間に合うというのに。
なので、乗り換え時間が無いのに、
「新山口から床波まではいくらの切符を買えば良いの？」というのを調べて、
初めての駅構内で、切符売り場を探して、
現金で切符を買って入場して、
乗り場を探して辿り着かないといけない、
というミッションを短い時間で的確にこなさなければならない！
そんで、こんな時に限って、
切符売り場の前で、おばーちゃんがめっちゃスローモーションでゆっくり切符を買っている！
ヤバイ！時間が無い！待ってる内に電車が出る！
って事で、駅員さんのいる窓口で切符を買おうとするも、
駅員さんも沖縄時間ならぬ山口時間。そ～だよね～。こちらの都合なので怒っても仕方ないとガマンするが、気の短い人ならキレてると思う。
「この乗り換えに乗らないと間に合わないんです！」って伝えて急かし、
なんとか改札に入場し、
そこから走って乗り場に向かい、危なっかしく階段をめっちゃ小走り！
するも！
無情にも、電車はちょうど出発するのでした。（全て実話）
そんで、次の電車時刻を確認すると、
田舎なので、1～2時間に1本しか電車が走ってない。
はい、予約時間に完全に間に合いません。
このガックリ感と精神的疲労感と言ったら。。。
ドタキャンする訳にもいかないので、
タクシーをそこから手配する訳ですが、
新山口駅からお店まではタクシーで約6～7000円かかります。
う～む、高くついたぜ。。
苦虫を噛み締めるような表情で、やるせない気持ちを抱えて、店に入場していく事になりますので、
人によっては今から味わう料理まで不味くなってしまうと思う。
私はせっかくのレストランを楽しまないと損だと、むりやり気持ちを切り替えましたが。
それでも、しなくて良い消耗をしたとは思いましたね。
これから行かれる方が同様の混乱を招かないように、書き残しておく事にしました。
（※お店が悪い訳ではありません。仕方ない事です。）
なので、いっそお酒はスッパリ諦めて、ドライブ目的で訪れるのが良いかもしれません。
あるいは、飛行機で来られる方は、こんな心配はしなくて良いです。
山口宇部空港からはタクシー約15分程度です。

イワシのマリネ
初めての人には、驚きの見た目で、盛り上がれると思いました。
食材ですが、山口県産および宇部産のものをなるべく使用されているそうで、
そういう意味では「その土地らしさ」があってイイネ！
「ここでしか食べられない」といえば、ある意味で、そうかもしれない。

ブーダンノワール
盛り付けの見た目から「新しい系」の料理を出すお店かと勝手に思っていたのですが、
食べれば解かるのですが、
どちらかというと、古典やクラシックをキッチリやってきた人が作る料理の味がします。
そういう意味では「ハズレが無い」安定感があると思った。
しかし「未知の味」かと言えば、そういう訳では無かったですね。

フォワグラのテリーヌ
こんな感じで、デザート含めて、全部で8～9品前後が供されたと思います。
価格は、地方ならではのリーズナブルさで、
ワインを飲んでもトータル1万円前後で、この内容なら安いと思えました。
シェフがお1人でされていて、カウンターに座れば会話も楽しめるのでお薦め。
接客は感じが良いので、ここまでやって来た事へのおもてなし感はあります。
帰りは、田舎の風景を楽しみながら、とことこ徒歩で最寄り駅まで1時間くらいかけてゆっくり歩くと、
腹ごなしと酔い覚ましとカロリー消費になって、
気分も良いし、散歩好きには良いかもね。
歩くのが嫌いな人には鬼門かもしれませんが。
という訳で、辿り着くまでが、ミスるとテンション下がるトラップあってハードル高いのですが、
「大人の遠足」と考えると、
「その大変な道のりも含めて楽しんでやろう！」と思って挑むと、それもまた楽しいかも。
「この店を目指して行くぞ！」と決めて向かう、全国でも少ないレストランのスタイルだと思います。
遠足好きの人は、ぜひチャレンジしてみてください。
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