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湯の山温泉館 神社に併設の温泉で初詣にも 足湯 日帰り源泉かけ流し打たせ湯 宿泊は 広島市佐伯区湯来町

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湯之山大明神



なんと、神社の中に温泉があるという、全国的にも珍しいスポットです。

広島市佐伯区湯来町にある「湯の山温泉館」さんを訪れました。

湯来町と言えば、湯来温泉(ゆき温泉)さんが圧倒的に有名で、

湯の山温泉には初めて来ました。


広島藩主浅野公湯治場とあり、お殿様の御用達の温泉となります。



すごい!

カープ選手もお参りされているそうです。

そんな名湯が広島にあったのか~!

なぜ今までそんなに著名で無かったのだろうか。

まあ、理由は後ほど解ったのですが。。。


神社へ向かう参道。



この参道の途中に温泉館があります。

肝心の神社の写真は撮り忘れました。。。

特筆すべき点として、

この立地故でしょう。なんと、年末年始も温泉が営業されています。

なので、お正月に、湯ノ山大明神様にお参りをして、

その足で温泉に浸かることができるのです!

初詣+温泉

こんなアクティビティって、全国でもあまり例が無いのでは!?

注意点としては、参道はけっこう急な坂道で、

道幅も狭く、手すりも無いため、

小さなお子さんや高齢者には少し不向きかとは思います。

初詣と温泉を一度に楽しみたい!というアクティブさがあるのは、

やっぱり若者かなーと思うので、若者向きですかね?


足湯



駐車場から少し登ったところにあります。

無料ではなくて「お布施」が必要なようです。

このあたりは各人の良心や判断におまかせというところでしょう。

2人座れば満席になるくらいの狭さです。


飲泉・水汲み場があるのが、個人的には嬉しい!



なかなか飲泉をしている温泉って、今どきに少ないので。

ゴクゴク飲みましたが、

たしかに飲み込んだ後の余韻が、かすかに硫黄っぽい香りを感じました。

こちらも無料でなくお布施の必要があります。

私は100円を入れておきました。

飲泉は、温泉館よりもまだ上の参道にあります。


メインとなる湯の山温泉館です。



日帰り入浴で、9:00~20:30 まで。

男女別の共同風呂と、打たせ湯が2本あります。

打たせ湯に行くには、共同風呂の中を通る必要があります。



料金は、大人 12歳以上430円、

子ども 4歳以上12歳未満 150円、

2階の休憩室を利用したい人は、1日入り放題 780円 (子ども400円)

となっています。

入口の券売機で、チケットを買うシステムになっています。


共同風呂を抜けて、打たせ湯に。



共同風呂は他のお客様がいらっしゃったので、写真無しです。

打たせ湯は、寒いからか、人がいなくてラッキー。

無人だったので、写真を撮らせていただきました。



はい、ポーズ。

インスタ映えに良いですな。

「冷たい」という前情報でしたが、

冷水でなく常温(23.5℃)なので、

そんなに冷たくは無かったです。

源泉かけ流し打たせ湯のみのようなので、

源泉マニアは打たせ湯をひたすら浴びまくりましょう。


温泉の成分表です。



と、せっかくの湯の山温泉を楽しんでいたのですが、

残念な出来事もありました。

こちらのお風呂は、地元の高齢常連客さんのサロンのようになっていまして、

例えば、共同風呂の中では、

湯舟のへりに、その人達が一列に並んで腰かけて、

井戸端会議をくっちゃべっています。


まあ、それは別に良いのですけど。

最悪だったのは、

そのグループの1人のおじいさんに絡まれたこと。

このじいさんが、まず敬語が使えない。

それで、おいこら調の偉そうな命令口調で、

「お前らみたいな若者がインターネットを見てやってくるのが迷惑」

「お前らが来ると、俺達がゆっくり温泉を楽しめないから、来るな!」

「新しい客が増えると俺達が迷惑だから、インターネットに上げんなよ!」

「土日は新規客が増えて嫌だから、もう俺は来ないようにしとんじゃ!」

などと、喧嘩を売るような口調で、絡んできます。

なるほど。

これが今まで湯の山温泉の知名度が上がらなかった理由なのかー、と納得した次第。

面倒臭いので、適当にあしらいましたが、

じいさんの「言い方」が喧嘩腰なので、内容関係なく普通に腹が立つし、

老人相手なので低姿勢で済ませたけれども、最悪の気分になりました。

俺はあんまり詳しい事情を知らないけれど、

この施設って、行政のもので税金で運営されてるんでしょ。

(アウトソーシング先は、東洋観光グループさんのようです。)

「頻繁に利用する地元民や常連客を優遇しろ!」という言い分は、まあ解かるけれど、

公営施設なら、平等性も担保すべきでしょ。

そのジイサンは、25年前からの常連客だそうだけど、

ジイサン達の払った入浴料だけで、この施設の維持管理費が全部まかなわれてるのかね?

そうなら、俺は全く文句はないけれどさ。

そうじゃないなら、逆に、この施設を自分達だけが都合よく使いたい、というのはおかしいと思う。

という訳で、

行政の人に提案ですが、

曜日によって利用客を分けたら良いのでは?と思いました。

例えば、月水木金は、地元常連客専用。

土日火は、観光客専用、とか。

あるいは、時間帯によって分けるとか。

常連客をまず優先して、常連客が来る時間帯は観光客は入場不可にするとかね。(その代わりに観光客専用の時間帯も作る)

結局、こういう地元常連客さんと、私達のような新規客や観光客は、相容れないと思いました。

私達から見れば、じいさん達が湯舟のへりに一列に腰かけて井戸端会議してるのも、

正直、あまり見た目に気分良いものでないし、

その中でリラックスして湯舟を使えない、というのはあった。

(コロナ的には、今は温泉はどこも「黙浴」を奨励しているけど、まあそれを言うのは、じいさん達が可哀想かな。)

そんで、ありがちなのが、

地元常連客からのクレームがあると、それだけを優先して、

打たせ湯の撮影禁止!ネットへのアップ禁止!

となりそうだけど、

そうすると、若い人や観光客の楽しみを奪う事になると思う。

よくある例では「老人を優先して、子供は公園で遊ぶな!」というのと同じで、それはおかしいと思う。

(同時に、若者や観光客を優先して、じいさん達の楽しみを奪うのも違う、と思う。)

なので、どちらを優先するではなく、

もうセパレートした方が良いと思いました。

あとは、若い人達は、基本的にアクティビティとしての打たせ湯目的かなーと思うので、

打たせ湯を分けるとか。そんで撮影OKの代わりに水着着用必須にするとか。

という感じで、

インターネットを見ただけでは解らない現実が、

実際にやって来てみたら解った
ので、

そういう意味では、嫌な思いはしたけれど、来た甲斐はありました。

結論として、

いわゆる「年寄りのたまり場による施設の私有化問題」が、湯の山温泉の本当の課題なのだ、と思った。

まあ、これら全て、私の主観です。

なので、私に絡んだジイサンの主観からしたら「お前ら来んなよ!」というのも解る。

世の中から争いが無くならないはずですなー。

人の数だけ正義があるんだもんなぁ。

そんな訳で、

湯の山温泉ですが、

ちょっと癖のあるスポット、マニアックなスポット、という印象でした。

そういうのがむしろ好きな人・楽しめる人にはお薦めです。

あとはまあ、連休などの観光シーズンには、上述のジイサンのような人は来なさそうなので、そこまで心配しなくても良いのかも。

しかし、一般性が高くて無難なのは、やはり湯来温泉の方だろうね。

前情報無しで行って面食らうよりも、

予習してから行く方が、スムーズに楽しめると思いますので、

ぜひ1つの参考にしてみてください。

なお、湯の山温泉館さんは日帰り専用施設なので、

宿泊したい人は、森井旅館さんをお薦めします。

森井旅館さんは源泉かけ流しの貸切風呂なので、

上述したような地元客との交わりを避けたい人は、最初から森井旅館さんを利用するのがベストだと思います。

「コテージ湯の山」さんは、広島市職員専用施設で、利用手続きがちょい面倒。

「クアハウス湯の山」さんは循環温泉プールで、宿泊施設ではありません。

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湯ノ山大明神 湯の山温泉館
広島市佐伯区湯来町大字和田471
電話 0829-83-0802
営業時間 9:00~21:00(最終受付20:30)
ホームページ https://www.yuki-lodge.jp/yunoyamaonsenkan.html

湯ノ山旧湯治場利活用検討委員会インスタグラム



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コメント(コメントはすぐに表示されません。反映までお待ちください。)

    • 通りすがり
    • 2022年 1月 07日

    hiro様
    いつも貴重な情報ご紹介頂きましてありがとうございます。
    確かにこういう物言いされると腹立ちますね。
    ただ、このじいさん達のいう事も分らんでもない気がします。
    と言うのはhiro様みたいな方だけではなく、マナ-が悪いグループ客がネット情報を元に何回となく訪れたのかなと思われるからです。

    当方、57才、昨年まで大阪で単身赴任していたのですが、コロナが流行りだした頃、唯一の楽しみのス-パ-銭湯で
    若い(と言っても社会人)奴らがここは居酒屋か? と言う位、サウナの中でも大声でしゃべり倒して、
    店側に「サウナでしゃべるの禁止にしてくれ!」とクレ-ムを入れた事があります。(それ以降、黙浴願いますの張り紙貼られましたが。)
    また、このS銭湯はボウリング場も併設している事から、(こんな奴等が来ても仕方ない、次は町の銭湯に行こう)と決めて、
    銭湯へ行った所、余程当方の運が悪いのか、そこにも別の若者グル-プが来ており、大声でしゃべり倒している、水風呂に5人全員で入って
    水をあふれさせその辺の備品を流してしまう、、といった事がありました。

    なので、こういう事をした奴等に怒るのはむしろ当然の事かと思うのですが、誰彼なしにこんな事言うのはNGと思います。
    要は相手を見て物を言えという事ですね。
    また、当方、広島出身ではない(大阪出身)のですが、広島のオジサン達はそんなつもりではなくても
    (カミさんの親父さんと話していて分かったのですが)上から物を言っている感じがします。

    ここはぐっと抑えてこれからも情報発信頂きます様、お願い致します。

      • 管理人hiro
      • 2022年 1月 07日

      通りすがり様
      コメントありがとうございます。
      「サウナ」も近年ブームで、にわかファンが一気に増えたので、通りすがり様のおっしゃる事、安易に想像がつきます。笑
       
      そうですね、おじいさんの気持ちも解かるので、腹が立ちはしたけれど、こらえて聞き流しました。
      本文にも書きましたが、無理に「共存」しなくて良いので、運営側に上手くセパレートして欲しいですね。

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