ライスヌードル(クイッティアオ)420バーツ(1600円くらい)
牛スジを感じさせるスープが美味しかったです。
日本人の私からすると、麺が茹で過ぎでコシが無いと感じてしまうのですが、
麺のコシにこだわるのって日本人くらいかもしれませんね。
アジアの麺はこのくらいの柔らかさがスタンダードなのかも。
「血豆腐」が具材に使ってある事が、ハイクラスの高級レストランにしては(お客さまに嫌がられる事を恐れずに)冒険してるな、と感心しました。
生野菜、生モヤシ、ライムが、付け合わせとして出ました。
タイの麺料理屋さんに行かれた事のある人はご存じでしょうが、
タイ料理の文化は、これらの生野菜をお好みで麺に混ぜ込んで食べる文化があります。
それをだいぶ「オシャレ」に持っていったら、こんな感じになるのでしょうね。
BTSプロンポン駅の近くにある、前衛系のタイ料理店です。
イギリス・ロンドンで、タイ料理というジャンルでは唯一のミシュランの星を獲得したレストラン「Nahm(ナーム)」さんで働いていたタイ人とオーストラリア人の夫妻で運営されているそうです。
そして、なんとタイ・バンコク初のミシュランガイド『ミシュランガイド バンコク2018』で、一つ星評価を獲得されました。
並びに、「アジアのベストレストラン50」では37位です。(カンテサンスさんが38位、ハジメ(HAJIME)さんが34位です)
ディナーに行っても良かったのですが、
ディナーは2700バーツくらい(10000円くらい)のコースからで、
ワインがグラス5杯セットで2200バーツ(8000円くらい)と、
サービス料や税も入れると、1人で20000円を越えそうな価格設定だったので、
ランチに行ってみました。
ランチなら5000円くらいで楽しめますよ。
ステアフライビーフwithチリ&バジル(ガパオ) 680バーツ(2500円くらい)
丼飯のガパオが約2500円は、日本人の感覚からしても、ちょい高いかな。
でもリゾート価格と考えれば、納得できます。
普通においしいですが、やはりガパオはガパオの範疇ですね。
ガパオにはスープが付きました。
お店の雰囲気は、南国リゾート風の内装で、雰囲気は良かったです。
それから、サービスのタイ人女性さんも品があって感じが良いです。
いかにも「高級店」という雰囲気で、
それを考えると、この値段は別に高くないかも。
980バーツ(約4000円くらい)で、サラダ、スープ、ステアフライ(炒め物)、タイカレーのセットがいただけます。
私は英語が読めないので、あせって単品注文してしまったのですが、
セットメニューがお薦めだと思います。
単品メニューです。
ちなみに単品メニューは、一般的なタイの食堂に比べて、ボリュームが多いです。
おそらく欧米系のお客様の食事量に合わせたポーションサイズにされているのだと思いました。
予約は、公式サイトからオンライン予約が可能ですが、
最初にクレジットカード番号を預けて、
ドタキャンすると1000USドル(約10万円)のキャンセル料を支払う事に同意しないと、
予約ができないシステムです。
日本でも近年にドタキャン問題がニュースになっていますが、
海外だと、このくらいドタキャンに厳しいのですね。
ランチを訪れて思ったのは、
結局のところ、ランチではこの店の真価は分からないような気がしました。
ランチメニューはオーソドックスなタイ料理が中心だったので、
夜のディナーでこそ、シェフのオリジナリティが発揮されるのかもしれません。
次回はディナーにチャレンジしたいと思います。
Bo.lan ボラン・レストラン
24 Soi Sukhumvit 53 | Klongtonnua, Wattana, Bangkok
電話 02-260-2962
営業時間 18:30-22:30 (土日のみランチあり:12:00-14:30)
http://www.bolan.co.th/