み乃家　豚肉専門の洋食屋さんでハンバーグランチ　これはすごい　広島市西区三篠町みのや

豚肉100％ハンバーグ
これが凄かった！食うべき逸品。
しっかり焼き固められたハンバーグを切ると、肉汁がブシャッと飛び出して、
豚100％なので、そうとうアブラギッシュなんやろなぁ～・・・と思ってたのですが、
これが全然違った！
アブラだと思った肉汁は、なんとコラーゲンであった。
フランス料理って「一物全体食」の考え方なんだけど、
なんと、豚の頭から爪先までが、このハンバーグに詰まっていたのであった。
フロマージュドテットやピエドコションの要素を含んだハンバーグ。
なので、胃もたれするようなアブラっぽさは無く、
餌や育て方にこだわった広島の地産ブランド豚「せと姫」を100％使用されてて、
なんだろう、良質の豚肉のビタミンB1とコラーゲンとタンパク質だけを食べてる感じ！
このハンバーグを食べてて、自分の体が喜ぶのが分かる！
疲労回復には、サプリを飲むより、このハンバーグ食っとけ！って感じ。

広島市西区三篠町にある洋食屋の新店「み乃家（みのや）」さんを訪れました。
珍しい豚肉専門のお店です。
駐車場は無いですが、目の前にコインパーキングがあります。

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インスタグラムで動画で観れるよ。
この日はたまたま手作りロースハムがあったので、
通常のランチにオプションで付けてもらって、豪華ランチにしました。
ランチはライスとサラダとコーヒーが付きます。
ロースハムはある日とない日があるそうなので、食べたい人は予約の際に尋ねてみてください。

ちなみに、このロースハムも素晴らしかった！
なんと、あえてハーブやスパイス類は一切使用せずに、塩だけ。で作ったロースハム！
胡桃の薫香がちょっと利いてて。

最後に、ちょっとたまげた出来事を書いておきます。

店内に、上柿元勝シェフのサインが！😳
今の若い人は解からないかもですが、フレンチ好きのオジサンにとってはレジェンドのシェフです。
若い人にも解かるような説明で書くと、アクアパッツァ日高良美シェフのお師匠さんです。
アクアパッツァ日高シェフが、フレンチからイタリアンに転向するキッカケを作られた方です。
あとは京都の洋食おがたさんのお師匠さんです。他にもお弟子さんいっぱいいるよ！

もっと詳しく知りたい人は、「魂の伝承─アラン・シャペルの弟子たち」を読んでください。
ラ・ベカス渋谷シェフ、オトワレストラン音羽シェフ、ミクニ三國シェフ等と並ぶレジェンドです。
え～、上柿元ムッシュが、こちらに食べに来られたの～！？！？どういう関係？？？

もう1つサインが。こちらは吉野建シェフ！😳😳

知らない人は、こちらをどうぞ。

なにしろ「料理王国」で、吉野シェフとそのお弟子さん達の特集で、1冊の本が出るほど！
お弟子さんには、オテルドヨシノ手島シェフ、成田一世パティシエ、ラチュレ室田シェフなど。😳

「もっと塩味を!」というノンフィクション小説にもなりました。
この本は読み物としても面白いので、活字好きでレストラン好きの人はぜひ。
話が脱線しまくりました。
そんな巨匠シェフが、こんな町場の洋食屋さん（失礼すみません～）に来られてるの！？
ただひとつ言えるのは、
これらの巨匠は、認めていない人のお店にサインを残して帰ったりはしない、という事ですね。
それはこちらの店のハンバーグのデミグラスソースひとつとっても、味わえば解かる。
聞いてみると、ちゃんと仔牛の骨を焼くところから、全て手作りでデミグラスソースを仕込んでらっしゃるそうです。
付け合わせも全部丁寧な手仕事。この日はベニエまで付いてた。
ライスもプリプリのお米でおいしい！
それで、この値段だよ。日替わりランチ850円だよ！
こんなに真面目で質実なお店、すごすぎるでしょ。
この凄さや価値の解かる人、ぜひ食べに来てください。マジで。
ツナギ無しで、豚肉を塩でキッチリと練り上げた豚100％ハンバーグ。イイネ！
洋食屋の皮をかぶったシャルキュトリやんけ！
ディナーで予約すると、なんと豚血を練り込んだハンバーグもあるそうだ。
ぐわー、強烈に食ってみたい！！