ミシュランガイド京都・大阪+鳥取 出版記念パーティーに参加してきました。感想レポートです。


ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019』の出版記念パーティーに参加させて頂きました。
関係者の皆さま、どうもありがとうございました!


↑クリックすると販売ページに移動します。

今回の出版記念パーティーの会場は、なんと世界遺産である、京都の元離宮二条城
ミシュランガイドの「京都・大阪エリア」が発刊されてから10年、という記念すべき年であるため、
京都府、京都市、京都文化コンベンションビューローさんのご協力で、
こちらの会場での開催が決まったそうです。

ミシュランガイド京都・大阪、10年継続、おめでとうございます!


ミシュランガイド京都・大阪10年記念な訳ですが、
実は、この2018年は、日本とフランスの国交が始まった日仏交流160周年でもあり、
明治維新150年の年でもあります。
そして、江戸から明治への転換となる、徳川慶喜将軍が大政奉還を成されたのも、ここ、二条城なのでした。
なんだか、すごいご縁を感じますね!


そういったストーリーを背景に、パーティーの舞台となったのは、二条城の台所台所前庭です。
「食」のガイドブックであるミシュランガイドに相応しい舞台と言えました。


二条城の台所入口です。

右:日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 ポール・ペリニオさん。
左:ミシュランガイド事業部 事業開発担当部長 伊東孝泰さん。
台所内では、出版記念パーティーを前に、発表記者会見が執り行われました。

お二人の後ろに立ててある金の屏風は、京都の絵師「キーヤン」木村英輝さんに、特別に描いて頂いたものだそうで、
この屏風絵をモチーフに、非売品の特別装丁版ミシュランガイドが制作されました。

2019年度からは、ミシュランガイドには、次の大きな変更が行われました。
1つは、評価基準における「コストパフォーマンス」を、
価値に見合った価格」という表現に変更されました。
おそらく「コストパフォーマンス」という表現では、人によっては、誤解した受け取り方をされる場合があるからなのかもしれません。
より分かりやすい表現へと、2019年から変更となりました。

もう1つは、評価についてです。
一つ星が、「そのカテゴリーで特においしい料理」から、
近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」に変更になりました。

ちなみに、
二つ星が「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」で、
三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」です。

これは、ミシュランガイドの始まりがミシュランタイヤによるドライブ旅行促進のために創設されたガイドブックだからです。
ちなみに、世界で初めて脱着可能な自動車用の空気入りタイヤを発明したのが、ミシュランタイヤさんなのですよ。(1891年)
この発明により、タイヤの付け替えが容易となり、ドライブ旅行が一般的になっていくのでした。
そういう意味では、上記のように定められた「星の定義」は、タイヤメーカーらしい定義と言えるでしょう。

最後に「ビブグルマン」ですが、今までは「3500円以下で楽しめる」良店という定義でしたが、
2019年からは「5000円以下で楽しめる」良店へと設定価格のラインが変わりました。
これは単純に、時代の遷移による飲食価格の変動に沿ったものだと思います。

以上が、2019年より、ミシュランガイドにおいて大きく変化した部分と言えるでしょう。


左が、1900年に世界で初めて発刊された、ミシュランガイドの第1号です。
100年以上の歴史があるのですね。


台所には、「京の名工」「伝統工芸士」に定められ、黄綬褒章を受賞された安藤桂甫さんの、
桂甫作安藤人形店さんの雛人形が展示されておりました。
う~ん、今時にこんな立派な雛人形を、久々に見ましたよ。


雛壇にミシュランマンが混ざってます!

そんな感じで発表記者会見を終えますと・・・

そろそろ、ご招待を受けた飲食店の皆さまがパーティーへと集まっていらっしゃいました。
出版記念パーティーは屋外の台所前庭にて執り行われました。


ポール社長のご挨拶により、パーティーのスタートです。
私の気分も高揚していましたが、きっと参加者の飲食店の皆さまも、気分が高揚していらしたでしょうね。


続いて、ご来賓を代表して、京都市長・門川大作さんによるご挨拶です。


鏡開きのお酒は、二条城からもっとも近い酒造メーカー「佐々木酒造」さんの聚楽第です。
左から、
大阪観光局 常務理事 芳田隆さん
近畿運輸局 局長 八木一夫さん
京都市長 門川大作さん
京都府 副知事 山下晃正さん
鳥取県 関西本部 本部長 中原美由紀さん
国連世界観光機関 駐日事務所代表 本保芳明さん
日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長 ポール・ペリニオさん
という、そうそうたるメンバーによる鏡開きです。


パカーン!と開けて、京都府 副知事の山下晃正さんの音頭で、乾杯!!


会場ではシャンパーニュなどがふるまわれ、来場者の皆さまもしばしのご歓談。


台所入口では、上述の「キーヤン」木村英輝さんの金屏風が来場者の皆さまに開示されておりました。


さて、そうこうするうちに、伊東部長より、掲載店さんのご紹介が始まりました。


まずはビブグルマンに新規掲載のお店さま達のご登壇です。
皆さま、ご掲載おめでとうございます!!


続いて、一つ星店・二つ星店の新規掲載のお店さま達のご登壇です。
皆さま、ご掲載おめでとうございます!!
星付き店さんにはミシュランコートと呼ばれるオリジナルコックコートが進呈され、皆さま、それを着用されています。

前列の中央にいらっしゃる鳥取県の二つ星店「かに吉」さんは、
なんと「蟹料理店」として、日本で初めてのミシュランガイド掲載店となります!

なお、気になる掲載店の一覧は、別途こちらにまとめましたので、ご参照くださいませ。


三つ星店のご登壇からは、更に特別感が増します。
まずは、ポール社長がじきじきにミシュランコートを三つ星店さんに袖を通されます。
写真は、「太庵」さん(大阪)。


檀上で、表彰プレートの進呈です。
写真は、「柏屋」さん(大阪)。


このように、三つ星店さんは、一店一店、丁寧に時間をかけて紹介されていきました。
写真は、「Hajime(ハジメ)」さん(大阪)。
三つ星店の皆さま、おめでとうございます!!


更にこの後、なんと10年連続で三つ星を獲得され続けた名店さんが称えられました。
京都・大阪エリアで、10年連続でずっと三つ星の評価を受け続けたお店は、わずか3店しかありません。
菊乃井 本店」さん(京都)
吉兆 嵐山本店」さん(京都)
瓢亭」さん(京都)
の3店です。
この3店には、表彰プレートに加えて、特別なミシュランマン人形がトロフィーとしてプレゼントされておりました。
(写真は「吉兆 嵐山本店」さん。右手に持たれているのが特別なミシュランマンです。)

素晴らしいですね!おめでとうございます!!

その後、しばしのご歓談を経て、閉会となりました。

せっかくなので、会場内の各ブースをご紹介しましょう。

ヱビスビールさん。
ご来場の皆さまに、おみやげとしてヱビスビールを配布されておりました。


ぐるなびさん。
ミシュランガイド公式サイト「クラブミシュラン」のご案内をされていました。
 ↓↓

https://clubmichelin.jp


サンペレグリノアクアパンナさん。
どちらもイタリアのミネラルウォーターです。
屋外での開催でしたので、喉をうるおすのに、皆さまに喜ばれていました。


歴代のミシュランガイドの展示ブース。


最後に、三つ星店の皆さまだけ、二条城の二の丸御殿の正門「唐門」(重要文化財)に移動して記念撮影をしました。

このような貴重な機会に立ち会わせて頂けたこと、関係者の皆さまには大変感謝しております。
この場を借りて御礼を申し上げます。どうもありがとうございました!

ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019』、ぜひ皆さまも買って読んでみてくださいませ。

↑クリックすると販売ページに移動します。

『ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019』の掲載店一覧については、こちらにまとめてあります。
↓↓
https://syokuki.com/archives/23237


『ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版』出版記念パーティーのレポートはこちらです。
↓↓
https://syokuki.com/archives/21352

この情報が役に立ったなら♪
押してくださいにゃ
icon-01
広島ブログ
にほんブログ村 グルメブログ 中国地方食べ歩きへ 人気ブログランキングへ


※飲食関係のイベント告知がありましたら、無料で掲載協力いたします。
ご連絡はこちらからお気軽にご利用ください。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください