MARU(まる)東洋美人が日本一揃う居酒屋。中田英寿が全国の蔵元に教わった最高に旨い店(山口県萩市)


刺し盛り 6点盛り
ウニめいぼ地タコイサキアマダイカツオ
「めいぼ」って何かと思ったらハゲのことでした。
ウニがかなり美味しくて、さすがはアカウニで有名な山口県です。
今時の流行は、刺身が1人1切ずつというお店も多いですが、
私はやっぱり、刺し盛りというと、このくらいのボリュームが欲しいですね。
何切れか食べて解かる味、というのがあると思うのです。

山口県萩市の地産地消にこだわった創作居酒屋さんです。
Webマガジン「ゲーテイスト悦楽レストラン」で、中田英寿さんが当店を紹介されています。


見蘭牛のもつ煮込み 煮卵入り
なんと萩の見島では、国内で2種しかいない日本の在来種の牛、見島牛(みしまうし)が唯一生育されています。
ちなみに、いわゆる「和牛」と呼ばれる牛達は、日本在来種に外来種を掛け合わせて近代に開発された牛をそう呼びます。
見島牛は天然記念物なので、食用飼育はされておらず、その食用交雑種が見蘭牛(けんらんぎゅう)となります。
見蘭牛も萩以外での購入は困難な食材です(一部、高級通販などで取り扱いがあります。)
その見蘭牛の様々な部位を使ったモツ煮込みとなれば頼まなければいけないでしょう!


利き酒セット
本日のお薦めは東洋美人のにごり酒だそうで、当店は東洋美人の品揃えが日本一だそうです。
利き酒セットにしては量もしっかりあって、全部で2合くらいあったような気がします。


なんと、この日はたまたま、見蘭牛でなく、天然記念物である見島牛が少量入荷していまして、めちゃラッキー!
年間にわずか数頭だけ、検査や肉質チェックなど様々な理由で、食用に出回るそうです。
萩の塩があったので、塩を振って食べました。
また、萩の岡田醤油もあって、こちらもおいしかったです。


最後のほうは、ウニに醤油つけて乗っけて食べたりしました。
トーゼン美味いよね。最高です。


味噌汁とご飯のセット
味噌汁には、亀の手笠貝が入っていて、磯の香りがすごい。
ご飯もめちゃウマでした。
こういうの、田舎の良さだよなぁ。


一杯の味噌汁に、こんなにたくさん貝が入っていました。当然、中の身もちゃんと食べました。
こういう料理って、食べたくても、カンタンにお金で買えないような気がします。
旅では、その土地の魚介が食べたいのであって、わざわざ旅先でマグロやサーモンを食べたいとは思わない。


平太郎
これで500円くらいなので、めちゃ安!
平太郎とはヒイラギの方言で、高知ではこれをニロギと呼んだり。
干物なのですが、旨味が濃くて、めちゃ美味しかったです。


近年、萩の名産品となりつつある、金太郎
これもバカうま!
身も美味いが、はらわたが最高に旨いです!
これで2尾で500円程度はやはり安いなぁ。ザ・地元価格。
金太郎はヒメジの方言。こちらは生を焼いたものでした。
この、金太郎、平太郎は必ず頼んだほうが良いです!マストアイテム!


夏みかんも萩の特産品です。
夏みかんは山口県が発祥なんですよ。


ジュースにしてもらったのですが、これが大正解でした。


こんなに美味いジュースは久々に飲んだよ!
酔った後にこんなの飲むとすごい体に良い気がします。
大人の手の平くらいの大きさの夏みかんを1個、丸しぼりです。
バーで、生果汁のカクテル飲んだら普通は1杯1000円以上しますよ。


メニューの一部です。
こういうセットメニューって、お1人さまの旅客に優しいですね。

萩の名物は、ほとんどメニューに網羅されているので、
「食べたかったものを食べることが出来た」という精神的満足感が大きかったですね。
萩市を訪れたら、ぜひ寄ってみてください。
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地産謹製料理店 MARU
山口県萩市吉田町78
電話 0838-26-5060 定休日:日祝
営業時間:17:00~22:30 駐車場あり



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