![](http://syokuki.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/E639E126-0343-459A-8B39-3B264CF351F5.jpeg)
坦々麺ハーフ
ひと口食べて、驚いた。
これは、香川県高松にある「陳健一の担担麺(現・陳建一専門店)」さんと同じ味じゃん!
あちらの担担麺を初めて食べた時も、そのレベルの高さに唸らされましたが。
同じ四川飯店系列だから、レシピが共有されてるのかな。
いわゆる広島の一般的な担担麺とは全く一線を画す唯一無二のスープです。
未食の人は、ぜひ一度は食べておくべきです。
こういう味わいをちゃんと知っておかないと。
具体的には、香り。
中国ではポピュラーだが、日本では馴染みの無い 鹵水(ルースイ)、を彷彿させるスープ。
それをソフィスティケイトさせて、日本の人の舌に合うようにアレンジされている。
麺の噛み心地、プツリとした歯切れや食感もグッドマッチしている。
鹵水を知らない人には、解からない味わいかもしれませんが、
いずれにせよ、なかなかこういう味を知覚しておく機会って、広島では無いと思うので、
ぜひ味わっておくべき逸品ですね。
![](http://syokuki.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/25A923DC-9A16-4B27-8F12-0D359BF09D03.jpeg)
広島市中区堀川町にできた新店「ハピネス中華 舞舞(まいまい)」さんを訪れました。
こちらの老舗店の姉妹店だそうです。
駐車場は無いので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。
ランチメニューです。
ランチはライスおかわり無料だそうです。やったね!
ランチは、マーボー豆腐と担担麺がメインとなった構成ですが、
夜は、普通の中華居酒屋としても使えるし、
夜も定食メニューがあるので、夜のサクッと食事利用もできて、
街中で便利に使えそう!
Gotoイートも使えました。
![](http://syokuki.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/7DC1F985-C46A-4776-BAE4-D5C766B9FF64.jpeg)
ミニ麻婆丼も頼んで、
ミニ麻婆と担担麺のラーメンライスセットを自分で組み立てられるのが嬉しい。
私は90年代に中国の発祥店・陳麻婆豆腐さんも訪れて麻婆豆腐を食べているのですが、
初めて陳麻婆で食べた時は、
「本場の麻婆豆腐とは、辣油の海に豆腐が泳いでいる料理なのか!」とショックを受けたものです。
2000年以降になってから、日本各地でも、そういう本場系の麻婆豆腐を見かけるようになりました。
つまり、表面にラー油がなみなみと浮かんでいるマーボー豆腐です。(それでも、本場のものより全然油が少ないけど。やり過ぎると日本では嫌がられるんだろうね。)
なので、ラー油が表面にたっぷりのマーボーを見ると「なるほど、本場志向なのね」と理解できます。
けれど。
個人的には、2020年代の過食飽食の時代において、私はこの昔スタイルってどうなのかなーと思ってもいる。
具体的には、レンゲを穴あきレンゲにするだけで、この問題を解決できる、と思ってます。
つまり、本場同様にラー油たっぷりにするのは良いんだけど、
穴あきレンゲを用いて、ラー油を落として食べるスタイル。
これって凄く良いと思うんだけどなぁ。いかがでしょうか。
そもそも大陸で「油の海に具が浸かっている料理」というのは、
実は、当時の現地でも「油はよけて中の具だけを食べて油は残す」というのが正しい食べ方。
(そんで、残した油は取っておいて、また次の料理に使い回す。つまり、油は貴重品だったから。
つまり、油の海の料理というのは、おもてなし料理で、「うちはこれだけたっぷりの油を使えます(=金持ちです)」というのを客にPRする意味もあった。)
なので、そういった背景を知らない人は、
油の海の料理でも、残さずに油も全部食べようとするんだけれど、
実は違うんだよね。
そもそも油は残す前提で、当然ながら油を全部食べると現地の人もお腹をこわします。
当時は、現地を訪れた日本人が油を残さず食べてお腹を壊して、
「現地の人でも油は残すのに」と笑われて馬鹿にされた話が、よくありました。
閑話休題。
という訳で、現代においてカロリー取り過ぎ問題って、みんなが気にしてる部分だし、
ラー油たっぷりというのが、この麻婆豆腐の美味しさの肝の部分なので、減らす必要は無いけれど、
穴あきレンゲで適宜に油を落とせるようなアプローチをすれば完璧なのにな、と思いました。
(偉そうなことを言って、すみません。。。素晴らしいお店だと思っているので、つい余計な事を書いてしまいました。。。)
オンザライス!
ごはんと麻婆豆腐を別々で供するスタイルは、とても良いなと思いました。
さすが広島四川飯店さんの系譜。名店と言えますね。
お薦め店です!ぜひ訪れてみてください!
この情報が役に立ったなら♪
押してくださいにゃ
グルメ・イベント情報を他にも詳しく掲載しています。
食記ドットコム メインページへ
ハピネス中華 舞舞
広島市中区堀川町6-8
電話 082-569-5222 定休日:月曜
営業時間 11:30~LO.14:30 17:00~LO.22:00
インスタグラム