山里温泉旅館 に泊まった口コミです。源泉かけ流し温泉で日帰り入浴も 高知県須崎市上分


今の時代に、希少で贅沢な、100%源泉かけ流しの温泉です!
イマドキでは珍しく、硫黄の香りがプンとして。
最近、こういう「いかにも温泉」な温泉って少なくなったよなぁ。嬉しい。
泉質が大変良く、温泉好きなら、遠くからでもわざわざ訪れる価値のある名湯です。
立ち寄りの日帰り入浴もできますが、宿泊価格も激安で満足度が高いので、
個人的には宿泊利用を薦めます。
さて、それでは宿泊体験のご紹介。
まずは、夕食から。
夕食は、部屋食ではなく、大広間に宿泊客が全員集まっての食事となります。
昭和を偲ばせる愛らしい女将さんやお運びさんがご接待してくださって、ここには今でも昭和が息づいてる事に感銘を受けました。

突き出し 海老 サザエ 枝豆
花が添えられた盛り付けが、見た目に気持ち良いですね。


鶏の唐揚げ ゼリー ぶどう

カツオのタタキ
ザ・高知名物!
とりあえず高知に来たら食っとけ!ってやつですね。
お酒は、高知の地酒や、森伊蔵などの焼酎も揃っていて、
虫の音を聞きながら、盃を傾けるのが、しみじみとたまらない。


メインディッシュと言える豚しゃぶのお鍋
これが絶品でした!
どちらかと言えば、お肉よりも野菜が主役の鍋で、
野菜から出た出汁がとにかく美味しい!!
おそらく地元で採れた野菜なのだと思います。
なにしろ、この宿は、スマホの電波が入らず圏外というぐらい、マジで山の中なので、
この土地で採れた野菜なら、そりゃあ美味いよなぁ、と思えました。

ああ、うまい!
ちなみに、部屋に付いてる水道をひねると、天然水がじゃぶじゃぶ出てきて、
この水がまたすこぶる美味い!
酒を飲んだ後にも甘露だし、この水と野菜で鍋を作れば、そりゃあ最高だよなぁ。
ここでしか食べられないゴチソウです。


寿司盛り
女将さんがご自分で握ってくださっているそうです。
「山の(人にとっての)ご馳走」なんだよな。おもてなし。
東京でも昔の寿司って、こういう「お握り」だったんですよ。
良いなぁ。渋い。郷愁感で泣けてくる。

あー、お腹いっぱい!めっちゃ食った!
出されるお料理全体の量はしっかりあって、お腹いっぱいになれました。
格安の宿泊費を考えると、精一杯のおもてなしを頂いてると思えました。これで文句を付けるお客さんがいたりしたら、逆にびっくりしますね。

そんで、食事を終えると、夜は早々に消灯されますので、後は部屋で寝るだけです。(この「消灯」って、子供の頃の野外活動ぶりかも!)
なにせiPhoneの電波が入らないので、ネットもできません。
でも、たまにはこういう夜も良いかな。
裏がすぐ山なので、虫の音とかすごくて、
この日は雨が降ってたんだけど、そのしとしと音と相まって、それを聴きながらウトウトと眠りについたんですけど、
なんかすごく良かったですね~。
トイレは部屋の外の共用トイレなので、夜中に目が覚めて真っ暗な廊下を1人歩いてトイレに行くのも、風情があって楽しかった。

そんで、翌朝。
朝食の時間が決まっていますので、それに合わせて起きて、宿泊客全員一緒に食事をします。

この朝食がですね、最高に良かったですね。100点付けたいくらい。
今まで泊まったどの宿の朝食よりも良かった。
なんてことない素朴な料理ばかりなんだけれど、滋味に溢れているというか。こういう料理が食べたかったんですよ。
やはり使われている野菜類が最高に美味しい。
それから、お米がめちゃ美味い!
ある意味では、私にとって、昨日の夕食よりも、こちらの方が「ごちそう」に感じてしまったほどです。
気持ちの良い山の朝に、素晴らしく美味しい朝ごはんを食べて、気分はすこぶる良かったですね~。
朝ごはんを食べ終えたら、お会計してチェックアウト、という流れでした。


携帯電話の電波は入りませんが、空気が「美味い」と感じられるほどに超綺麗だし、空と山の美しさが素晴らしいです!

全体の感想ですが、良い意味で、今はいつの時代だ?というくらい、前時代的なシステムの宿です。
チェックインを18時で予約してたんですけど、それまでの観光に時間を取られてしまって、遅れる旨の電話をしたら軽く叱られまして。(悪く言うつもりで書いていません)
なんとか急いで、19時頃に着いたら、急かされるように温泉に入るように促されました。
後で分かったんですが、なるほど、少人数で運営している宿なので、
昔ながらに、先に湯に入ってもらって、それからお食事、と、宿側の都合にこちらがスケジュールを合わせないといけない訳です。それは遅刻したら宿全体の迷惑になるよね。
今の時代は、ある程度、自由な時間にチェックインして、自由に外出して、好きな時間に食事をして、好きな時間に入浴する、みたいに
客側に自由が大きい宿泊シチュエーションがスタンダードになっていますが、
こういう不自由も(毎回でなくてたまになら)良いじゃないですか。それも「旅の風情」ってもんですよ。
これを「風情」と楽しめるか、「不自由」と感じてしまうかで、この宿との相性が分かれると思います。
私は個人的に、この宿はとても好き!で、また訪れたいと思いました。


温泉については、私が日本一の温泉マンガだと思っている黒川温泉新明館と、(無料で読めます

やっぱ、オンセン。を、ぜひ読んでみてください。(無料で読めます
このマンガを「良いなぁ」と思える人なら、山里温泉旅館との相性は絶対に良いはずです。
温泉について、宿の人に「明日の朝にも温泉入れますか?」と聞いたら
「皆さんが入られた後は湯を抜いてしまうので入れません」とのこと。
なので夕食後の再入浴もできません。
でも、なるほど、毎日、浴槽を洗って、綺麗な新しいお湯を張ってたら、それは当然だよね。
なので、当館を訪れる人は、ぜひ、15時頃の早めにチェックインして、
硫黄の薫る最高の温泉を、じっくりゆっくり楽しまれる事をお薦めします。

女将さんはまさに高知の「はちきん」(高知弁で気の強い女性を指してこう呼ぶ)のイメージで、人によって好みが分かれるかもしれません。
現代風の慇懃な接客というよりは、田舎の人に特有の「誇り」を感じる接客というか。凛としてシャンとしてる感じです。
僕の母ちゃんも、この「田舎の人の持つ誇り」みたいなのを持ってるタイプなので、その価値観を理解できるし、
僕には、それがほほえましく愛らしく思えました。
逆に、例えば、都会志向の人には、農家さんの事をネットスラングで「膿家」と揶揄したりする人がいるのですが、
そういう物の見方をしてしまう人にはこの宿は楽しめないかもしれない、と思いました。
「郷に入れば郷に従え」ではないですが、田舎の文化を理解して受け入れる懐は、あった方が良いと思います。
いろいろ書きましたが、私にとっては、最高の温泉旅館でした。またいつか訪れたいです。
私は温泉旅館は、調度や料理の豪華さよりも何よりも「源泉かけ流し」である事にこだわるべきだと思っているのですが、
同様に源泉かけ流しを重要視する人には、お薦めしたいです。
今では希少な源泉かけ流しの天然温泉、ぜひ楽しみに訪れてみてください。
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源泉かけ流しの湯 山里温泉旅館
高知県須崎市上分乙1336
電話 0889-46-0029
http://happytown-kochi.com/yamazato/



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