愛媛県のカリスマ漁師 藤本純一さんのお魚 ワラ焼
和食なのでしょうけれど、この盛り付けの雰囲気と味わいは、
イマドキのフレンチレストランで出てきても、おかしくないな、と思いました。
そもそもカテゴライズする事がおかしくて、
今の若い人達のお料理って、自然とボーダーレスになっているのかもね。
広島県広島市南区段原にある、隠れ家的な日本料理店「悠然いしおか」さんを訪れました。
いろんな広島の食通さん達が、こぞって絶賛する、知る人ぞ知る名店です。
そもそも街中の中心部から離れた、住宅街の中にあって、お客様に支持されてるって、すごい。
ミシュラン一つ星だそうですが、納得でした。
店主さん、まだお若いのだけれど、
将来の広島日本料理を代表する料理人になりそうな貫禄を感じました。
最初に、夏らしい涼やかな酢の物などが供されて、おまかせコースは始まりました。
繊細でありながら、盛り合された食材の味の輪郭がはっきりと分かるような一皿でした。
最初から「おっ」と思わされる。
スッキリとした冷酒を一緒に合わせたい。
お造り イカとウニ
これも「ザ・夏!」って感じで、気分が盛り上がる。
器に、イカの白とウニの黄が映えて、美しい。
写真で見ても、キリっとした見た目で、もう美味しさが伝わるのではないでしょうか。
そんで、冒頭の藁焼にしても、このイカウニにしても、
「塩で食べても美味しい」ので、
自然と、ワインにも合うような日本料理だと思いました。
(狙ってされているというよりは、控えめな調味の結果、自然とそうなってるのだと思う。)
ワインラヴァーに愛されそうな日本料理店だなと思いました。
椀物 アワビ 冬瓜
ダシで酒が飲めるやつ!
しみじみとうまいっ!
こんな感じで7~8皿前後が供されたと思います。
フランス料理では、若い人の現代的な感性や時代の反映された料理を「モダンフレンチ」と呼んだりしますが、
こちらの日本料理は、例えるなら「モダン日本料理」というような印象。
狙ってそうされてる訳でなく、店主さんの年齢や感性、時代などが、自然と反映されて、
そういう印象になっていると感じました。
派手でなくて「わびさび」を感じるような慎ましさなのだけれど、
決して「枯れている」訳ではなくて、誤解されそうな表現ですが、良い意味で「おしゃれ」。
「控えめだけれど、センスが良い」というタイプのオシャレさを感じました。
若い世代から、中年~高齢世代まで、幅広い層から支持されるのも、納得しました。
クライマックスの土鍋ご飯は、天然うなぎ!ドーン!
はい最高!
文句無し!
太鼓判!
という事で、大満足で帰宅したのでした。
うまかった~!
今さら私が薦めるまでもないのでしょうが、お薦め店です。ぜひ訪れてみてください!
※追記:コロナ下の現在は変則営業中なので、公式ホームページで必ず確認しましょう。
例えば、2021年7月現在は、金土日しか営業されていません。(水曜はお弁当のテイクアウトのみ、木曜はお料理教室のみ)
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悠然いしおか
広島市南区段原3-15-19
電話 082-569-5753 定休日:月火
営業時間 金土12:00~ 18:00~ 日12:00~
https://yuzenishioka.wixsite.com/yuzenishioka